立山基本情報 -information-

ー 立山概要 -

立山は北アルプス北部に位置する山で、3015mの高さは富山県
最高峰となっています。また、日本最北端の3000m峰でもあります。富士山、白山とともに日本三霊山(三名山)となっており、山岳信仰の対象の山として古くから開かれてきました。現在は1971年の立山黒部アルペンルートの全線開通により、乗り物を乗り継いで標高2450mの高山帯まで容易にアクセスができるようになり、日本有数の山岳観光ルートとして毎年多くの人々が訪れるようになっています。

ー 立山へのアクセス -

立山登山の玄関口となる室堂ターミナル(標高2450m)へは、立山黒部アルペンルートを利用してルート内の乗り物を乗り継ぎながら向かうことになります。
立山黒部アルペンルートは富山県立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅を結ぶ世界有数の山岳観光路線で1971年に全線開通しました。立山駅から扇沢駅までは直線距離25kmほどですが、最大高低差は1975mもあります。

立山黒部アルペンルートの時刻表や運賃表、立山駅・扇沢駅までのアクセス方法などについては以下立山黒部アルペンルートオフィシャルサイトのページをご参照ください。

【立山へのアクセス情報】
http://www.alpen-route.com/access/index.html

ー 立山の気候と天気 -

世界有数の豪雪地帯 ―

冬季間、シベリア大陸からやってくる寒冷な空気は対馬暖流が流れる温かい日本海を渡る際に雲の元になる水蒸気を大量に含みます。そして水蒸気を含んだ空気は、脊梁山脈(日本アルプス)にぶつかって上昇気流が強められると、雪雲を発達させ立山に大雪をもたらせます。

1年のうち約9か月間が雪に覆われています ―

立山の初雪は例年10月上旬頃で、10月下旬頃から根雪になり始めます。その後冬の間降り続けた多量の雪は、平地では桜が咲き始める4月に入ってからピークを迎え、室堂平(標高2450m)では例年7~8mの雪の高さになります。風によって大量の雪が運ばれてくる風下側の斜面や谷間(雪の大谷など)では積雪が20mを超えるような場所も珍しくありません。5月に入ると雪解けが進み始め、7月以降になってようやく地面が顔を出し始めます。立山では夏以降でも雪渓などにたくさんの雪が残り、中には次の冬まで融けきらず万年雪となる場所もあります。

真夏でも涼しく爽やかです ―

標高が100m上昇するごとに気温は約0.6℃ずつ下がる(気温減率)とおおまかに見積もることができます。これを立山に当てはめて考えると、真夏の富山市(標高0m)の気温が35℃を超えるような日でも、標高が3000mの立山では17℃ほどということになります。また、風は標高が高くなるほど強くなる傾向があり、風速1mにつき体感温度が-1℃となります。

立山研究会による積雪調査(2013/4/17 室堂平2450m)

室堂平(標高2450m)におけるシーズン中の平均気温と晴天率

立山黒部貫光調べ

【立山の天気予報】 http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=16360004&type=ky

【立山ライブカメラ】 http://www.alpen-route.com/livecam/index.html

ー 立山の自然と成り立ち -

今なお活動を続ける火山から、今なお流動を続ける氷河(2012年に認定)まで、立山にはダイナミックな自然環境が現在進行形で存在しています。
数百万年前から年間数ミリというスピードで隆起を続け、現在立山は山として存在し、そこに約22万年前頃から始まった立山火山の活動により広範囲になだらかな溶岩台地が作られました。そして世界でも有数の豪雪地帯となっている立山では、約11万年前頃から始まった最終氷期において氷河が発達したくさんの氷河地形を残し、他の山域では見ることのできない広大な景観を作っています。また豊富な雪解け水は表面を流れ侵食することで急峻な険しい谷を刻み、山肌に陰影を持たせています。立山は、火の山、氷の山、水の山といったいろいろな側面を合わせ持ち、圧倒的なスケール感でそこに存在しています。